僕らのGID vol.4 ~GID三期生の生態~

07 10月 2015,   By ,   0 Comments
  • 【番外編】肉対談 稲見先生 × 奥出先生
  • 『エンタメ』×『音』×『 ? 』 アーティスト ながしまみのりさん 【OB OGインタビューシリーズ vol.6】
  • 人に寄り添い、イノベーションを醸成する。 biotope 藤枝さん 【OB OGインタビューシリーズ VOL.5】
  • 未来の生活空間の可能性を体験しながら創る -Reality Media x JST-ACCELの挑戦-
  • KMD版 センセのところ ~ 奥出 直人先生 ~
  • Visit Sweden! Visit ERICSSON! - Social Things
  • KMD版 センセのところ ~ サム先生 ~
  • 『デザインの寿命を長くする。』クリエイティブ集団 蝉semi【OB OGインタビューシリーズ VOL.4】
  • Wearables Becoming Mainstream vol. 02 "Smart Glasses -The Case for Eye Wear Computing-"
  • KMD×NTT未来ねっと研究所で見る、映像の未来
  • 【鉄道ミクロアドベンチャー】KATOホビーセンターに潜入!《後編》
  • 【KMD Forumスポンサー記事】CANVASが考えるKMDとのコラボレーションとは
  • グーグル株式会社のシニアサーチエヴァンジェリスト金谷武明さん 【OB OGインタビューシリーズ Vol.3】
  • KMD Forum2015 にてichiroのSpecial Blues ROCK LIVE開催!(11/28)
  • 【鉄道ミクロアドベンチャー】KATOホビーセンターに潜入!《前編》
  • 【KMD Forum スポンサー記事】 中西金属工業株式会社 NKC の工場見学へ行ってきました!
  • ネットワーク界の偉人、加藤朗先生 in KMD
  • 僕らのGID vol.7(Final) ~Museum life in London~
  • 社会人学生インタビュー G2さんに聞け!
  • 僕らのGID vol.6 ~ロンドンと日本のデザインの違い~
  • IVRC2015にてReality Media/GEIST チームが日本VR学会賞(準優勝)及びLaval Virtual Awardを受賞!
  • 【きゃわわ♡】KMDつなぎ女子!鋭意撮影中!
  • (English) 僕らのGID vol.5 ~After School Life in London~
  • "Haptics world through Macro Lens" Photo Essay Gallery by Masashi Nakatani
  • 僕らのGID vol.4 ~GID三期生の生態~
  • KMD FACTORYに来たら会えるかも?!つなぎ女子をちょい見せっ!
  • Wearables Becoming Mainstream vol.01
  • 潜入!パイプライン2 ーひゃあ〜!KMDは強烈個性の玉手箱やぁ〜!ー
  • 僕らのGID VOL.3.5 ~授業編~
  • 僕らのGID vol.3.0 ~ロンドン通学編~
  • 【合宿シリーズ第4弾】 ピタゴラスイッチに, 肉に, 花火?!リアリティメディア/超人スポーツの合同合宿に潜入
  • 「KMD FACTORY」11月27日・28日に五反田デザインセンターで開催!
  • 【合宿シリーズ第3弾!】レトロと触れ合う CREATO!合宿
  • Pepper対談 【OB OGインタビューシリーズ Vol.2】
  • So Global ! PLAY project Summer Camp 2015 合宿レポ第2弾!
  • KMD版 センセのところ ~ 中村伊知哉先生
  • 「工場夜景」製作秘話インタビュー
  • 「第23回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト」にてKMDのチームが予選2位通過!
  • 第一回CiPシンポジウムが開催!ところでCiPって何?
  • 僕らのGID vol.2 ~ニューヨーク編~
  • 中村伊知哉が見るクールジャパンの現在と未来 vol.1
  • 僕らのGID vol.1 ~ロンドン編~
  • すなさんぽ
  • 「KMD FACTORY」まであと3ヶ月!なぜ今、FACTORYなのか?
  • OIKOS夏合宿レポ
  • 何もかもが想像以上だった・・・ワークショップコレクション11にKMD参戦!
  • 子どもたちが渋谷をハック!?ワークショップコレクション11にKMD陣も全面参加!
  • 修士一年、最初の試練!パイプライン1
  • KMD“ Factory at Night ” が撮る川崎工場夜景の姿
  • 僕達のGID vol.0
  • 潜入!KMD洗礼の儀、クラッシュコース
  • 「超人スポーツ協会」設立イベントが開催されました!
  • JINS MEME Hackathon にKMD特任准教授Kai Kunzeが講師として参加!
こんにちは、GID 三期生の DICE です。

 

前回は「咳払いの貴公子」こと YOSHIKI がロンドンでの授業内容についての記事をお送りしたかと思います。

僕らのGID vol.3.0 ~ロンドン通学編~

僕らのGID vol3.5 ~授業編~

 

今週は、「ロンドンの卑弥呼」こと YUKITA (DICE) DAISUKE がロンドンでの日常についてレ ポート致します。

ビック・ベン ~テムズと卑弥呼と、時々、青空~

ビック・ベン ~テムズと卑弥呼と、時々、青空~

さて、日本から遥々ロンドンまでやってきた我々GID 生ですが、学校に行っている時間と 酸素を吸入している時間以外、一体何をしているのでしょうか。このこと が気になって気 になって鳥肌がなかなか収まらない方も多いかと思います。

そこで今回私は、謎に包まれた GID メンバーの生態について紹介していきます。

 

1. よく TUBE に乗っている

TUBE の曲の乗っているわけではなく(乗って何が悪い)、こちらでは「TUBE」と呼 ばれている地下鉄に乗っていおります。

 

TUBE 内の様子

TUBE 内の様子

日本の満員電車は世界的に有名で、海外の友人が日本へ遊びに来ると「JAPAN の満員電車 は CRAZY だね!」という反応をよく受けるので、「日本の電車だけが世界的に見て圧倒的 に混んでいるのだ!そんなのおかしいだろ!全員歩け!」なんて思っている人も少なくない と思いますが、電車という交通手段は世界中で当たり前のように使われている訳で、当然ロ ンドンでも朝の TUBE は大変混んでいます。

車内の構造は日本と似ていますが、席と席の間の通路が日本の 5 分の 2 程しかなく、よ ほど混んでいる時以外座席の間の通路に立つひとはいません。逆に、ガラガラの時に座席の 間の通路に立つと、目の前で座っている人を圧迫している様にしか見えず、少々目立ちま す。ここで厄介なのは、どの程度の混み具合から中の通路に進出するか、という見極めで す。このタイミングを誤ると、座席の間の通路はガラガラなのにドア付近はパンパンとい う、「女性の人口比率が圧倒的に少ない地域のローカル線における女性専用車両と普通車 両」のような人口密度の差が生じ、間もなく誰かから野次を飛ばされます。

座席の譲り方もまた、独特です。

日吉のセントラルフィットネスクラブと涙まじりに別れを告げてからもつかの間、 Imperial College の美しいジムに定期的に通っている私は、とある帰り道に足の疲労感に負 け、TUBE の空席に座りました。すると、次の駅で、腰をさすりながら 50 歳前後の女性が乗 車しました。腰痛、というよりは、考え事をしている時の腰のさすり方だったため、「譲っ たほうがいいか?いや、むしろ失礼だろうか。いや、譲るか?」という葛藤を頭の中でしていると、その女性は私の目の前に立ち、「代わってね。」と一言。そう、この国は席を譲っ てもらうことを自発的に要求する度胸のあるおじさま/おばさま方で溢れているのです。こ の日以降、余程空いていない限り私が TUBE で座ることはなくなったことは、言うまでもあ りません。

さて、TUBE の話題だけでここまで引っ張る予定は一切なかったため、ここから先は SPEEDY(【形容詞】 (speed・i・er; ‐i・est) 速い; 迅速な,きびきびとした)に行きたいと 思います。

2. よく料理をしている

現在住んでいる Tufnell House は、各国からの留学生が 500 人以上住んでいる Student Housing です。6 人ごとに共用のリビングとキッチンが付いており、我々はそこでせっせと 自炊しております。

共用キッチンの様子。夜になると、誰かしらいる。

共用キッチンの様子。夜になると、誰かしらいる。

世界的デザインコンサルティング会社 IDEO でも導入されている様に、料理はチームワー クとクリエイティビティを刺激するのに非常に有効な手段です。こちらのスーパーで手に入 る食材は、日本のそれとは異なるため、私の十八番である「ピリ辛きんぴらごぼう」を披露 することは叶いませんが、それでも日々限られた食材でやりくりしております。

買い出しにて

買い出しにて

宿には BBQ 場もついており、こちらの生活にもようやく慣れてきた 3 週目にして、GID メンバーで BBQ を行いました。

BBQ の様子。右奥の私は、お酒を飲むとゆでダコのように真っ赤になります。これを、ロン ドンでは Asian Flush と呼びます。く、く、、悔しい。

BBQ の様子。右奥の私は、お酒を飲むとゆでダコのように真っ赤になります。これを、ロン ドンでは Asian Flush と呼びます。く、く、、悔しい。

3. 芸術鑑賞をしている

9 月前半には、BBC Proms というイベントが開催されており、「全ての人が良質なクラシ ック音楽を聞ける場があるべきだ」という Philosophy の通り、わずか 5 ポンド(=約 900 円)で Yo Yo Ma によるバッハの Cello Suite を 2 時間半堪能することができました。

Proms の様子。立ち席の客のほとんどは、老若男女問わず、2 時間半ぶっ通しで聴き続けま す。こちらの人たちの芸術鑑賞における体力には、感心するばかりです。

Proms の様子。立ち席の客のほとんどは、老若男女問わず、2 時間半ぶっ通しで聴き続けま す。こちらの人たちの芸術鑑賞における体力には、感心するばかりです。

また、KMD の研究科委員長である稲蔭先生が薦めていた、「The Curious Incident of the Dog in the Night-Time」という劇も見に行きました。私が小学生の頃に大ヒットした小説が原 作となっていますが、プロジェクションマッピングを使うことで表現の幅を格段に増やして いいたのが見事でした。

劇場の様子。プロジェクションが、マッピングされている。

劇場の様子。プロジェクションが、マッピングされている。

こうした良質な芸術が毎日そこら中で提供されており、うまくやれば日本では考えられな い値段で鑑賞することができるのも、ロンドンならでは、です

ロンドンでは大体の美術館の入場料が無料なので、気が向いた時に自由に出入りすること もできます。キャンパスのすぐ近くには Natural History Museum と Science Museum があり、 落ち込んだ時にはふらっとディプロドクスの巨大の化石に話かけることで慰めてもらうこと ができます。

4. たまにちびっ子達とサッカー

こちらは私に限ったことになりますが、昔ロンドンに住んでいた頃に毎週通っていたサッ カーチームにも再び出入りさせてもらっています。私の担当は 5 歳~8 歳のチームで、彼ら の独特な脳内の思考回路の理解に苦しみつつも、毎週沢山の笑顔と元気をもらっています。

練習の様子

練習の様子

先週最も理解に苦しんだのは、練習中に突如として私の視界に乱入し、緑色のビブスの穴 に顔全体を押し付けて「ねぇねぇコーチ、オレ枝豆!」と言ってきた BOY でした。

このサッカークラブ、いわゆる帰国子女キッズ達が集っているため、日本語も英語もどち らも通じます。ただでさえ発達が著しいこの時期に2つの言語と文化で育つ彼らは、時に独 自の言語を使います。

キッズ「だいすけコーチ、この練習オレには簡単すぎるよぉ。」

私「そうか、じゃ逆足でも出来る?」

キッズ「えー。逆足かぁ、、オレには無理かな。でも、学校にすっごい上手な友達がいるよ ぉ。」

私「へー。どんな友達?」

キッズ「えっとねぇ。そいつはねぇ。英語人。」

きっと彼らの脳内には、日本人と英語人の二種類しか存在しないのでしょう。

私は KMD の Global Education プロジェクトに所属していることもあり、ワークショップ等 を通じて日頃からあらゆる年齢のキッズ達と触れ合う機会がありますが、スポーツを通すこ とでキッズ達のまた違った一面が見られることを学びました。サッカーを通して少しでもキ ッズ達の心理を理解して帰れればなと思っています。

5. 公園にいる

ロンドンには規模・質・量ともにトップクラスの公園があるため、そこでコーヒーでも飲 みながら作業をしたり、読書をしたりすることができます。何を隠そう、私は公園の大ファ ンであり、「油木田を探したければ代々木公園に行け」と言われたことも有るほどですが、 ロンドンの公園のためだけに、こちらに永住しても良いと思うほど、ロンドンの公園は素晴 らしいです。

学校の目の前にある Hyde Park

学校の目の前にある Hyde Park

寮の近くにある Hampstead Heath

寮の近くにある Hampstead Heath

6. 現地の友達と会っている

空き時間を使って、ロンドンにて友達や旧友と再開しているメンバーも沢山います。 「GLOBAL」と謳われるプログラムの参加者だけあって、黙っていても友達がこっちに居た り、来ていたりと、大忙しです。まさに、Global Society。日本の居酒屋ではなく、ロンドン の PUB で話すことでまた違った空気感で友達と接することができるのも、GID ならでは、で す。

 

以上、GID メンバーが学校以外の時間でやっていること、でした。何だか自由時間が沢山 あるように見えますが、それは私が GID プログラムをよく見せようと思ったがために見栄を 張っているだけに過ぎません。

おっと、アフタヌーンティーとスコーンとクロテッドクリームが私を呼んでいるので、私 からはここまで。

次回は、GID Report (English Ver.) になります!

 

文、写真: Daisuke Yukita