8月某日。時は昼下がり。
所は東京ビッグサイト。
みんなであの人の名前を呼んでみましょう。
っせ~の…
\すなさ~~~~ん/
この記事は、インターネット界の偉人であり、KMDきっての奇人である砂原秀樹先生(以下、すなさん)の休日に密着し、
その生態に迫るレポートである。
おやおや、人混みの中からすなさんがひょっこり現れましたね。
こんにちは、すなさん。今日は宜しくお願いいたします。
本日やってきたのは「鉄道模型コンテスト」。凄い賑わい。
鉄道模型コンテストとは、「鉄の甲子園」と言われていて、高校生や有志団体が鉄道模型の制作発表をする場であるとともに、
様々なイベントや体験型ワークショップを行うイベントです。
今年の鉄道模型コンテストは特別協賛の鉄道模型メーカー・KATOのNゲージ50周年イベントとあって、
鉄ちゃん&鉄子のボルテージも上がっております。
鉄オタもいろいろな種類がありますが、すなさんはKMDの中でも有数の、模型を愛する鉄オタ。
学生たちの鉄道への熱い思いをしかと受け止めんと、気合十分です。
(KMDの教授陣の鉄オタ率は高い。古川亨先生は鉄道写真家を自称する程!)
早速学生たちに話しかけながら、各展示を回るすなさん。
時折テンションがあがってスタスタ早歩きになります。
まってまって~~~~
歩き回っているうちに鉄道模型・そしてKATOの歴史をたどるコーナーにきましたね。
新幹線の車幅と在来線の車幅について熱心に解説してくれるすなさん。
お次は鉄道車体に記されている機種名の解説。
いい感じにヒートアップしてきていますよ…
「なはっ!!!!!!」
このヒートアップぶりは…
春学期の授業「Computer System Architecture」でも見たことがない高ぶり。
ちなみに、Computer System Architectureは、コンピューターの進化の歴史をたどりつつ、どのような仕組みで動いているのか、
どんなことができるのか、等々、コンピューターの世界をわかりやすく、というかわかるまで叩き込んでくれる素晴らしい授業です。
砂原先生はWIDEという組織で日本のインターネットを村井純さん等と共に作り上げた伝説的人物でありながら、
初心者のいかなる質問にも答えてくださるありがた~い教授なのです!
この人が居なければ、この記事はみなさんに届かないんです。
日本のインターネットを作った一人なんですからね。
そんなすばらしい教授をこんな記事でフランクに取り上げていいのか!?
いーんです!!!笑
おっと、脱線してしまいました。(鉄道だけに)
おやぁ、これは高校生モジュール部門文部科学大臣賞 最優秀賞を勝ち取った作品ですね。
むむっ!!これは女子校!!
共立女子高等学校 地理歴史部!!
そうそう、先ほどから鉄ちゃん&鉄子と言っていますが、鉄道の世界には女の子だってちゃんといるんです。
しかも、鉄子は結構活躍しているんです!共立女子の地理部に関しては前年度は優秀賞でした。
「地理部」故に、全員が全員鉄子な訳ではないですが、部員の中には様々な鉄道オタクがいるそうです。
わたしがお話を聞いたのは「音鉄(鉄道の音を楽しむオタク)」ちゃんでした。
グランプリを取った共立女子高等学校の他に、複数校、女子校が出展しています。
こちらは白梅学園清修中高一貫部 鉄道模型デザイン班の作品。三谷幸喜監督の「マジックアワー」の世界。
ネオンがリアル!!!
こちらも白梅学園清修中高一貫部 鉄道模型デザイン班の作品。みなさん手先が器用で、
かつ、想像力や表現力がすばらしいです。これは「ポニョ」の世界ですね!
白梅学園も昨年は来場者が選ぶベストワン賞に選ばれたようです。
鉄子ちゃんたちは優秀!!!!女の子だから、手芸感覚で器用に世界観を作れるんですね。
これからも、鉄子ちゃんたちの活躍には期待したいですね。
おおっと!催し物コーナーでは、多くの鉄ちゃん&鉄子を支える企業・KATOの加藤社長自ら登壇されています。
KATO社長、トークもキレキレ!!ハッピ姿もキマってる!!
観客の皆さんの反応もバッチグーです!!
なぜ、一大学院のウェブ記事にこんなに特定の企業が登場するのか…
それは、KATOが我らがフォーラム”KMD FACTORY”のスペシャルパートナーだからです。
お、競合他社の社長たちもいっしょ!!
シャッチョサーン!!!!!!!達の夢の共演。
鉄オタたちの質問や要望に回答していますね。
ファンたちの声を真摯に受け止める社長さんたちには本当に頭が下がります。
話を聞くすなさん。
ちなみにすなさん、当たり前ですが、KATOから出た50周年記念鉄道模型を予約。
さすがです。
おや、すなさん…
満面の笑みでこちらをみています。
なにか発見したようですね。
機関車が倉庫に入るときにぐるぐるするやーつ!!!!
(正式には「転車台」といいます。)
機関車好きにはこれ以上ないロマンですね。
ややっ!珍しいものを発見!
SONYも昔はNゲージをだしていたそうです。
人に歴史あり、企業にも歴史あり、Nゲージにも歴史あり!!!
なんだか歩き疲れてしまいましたね。
KATOの歴史や鉄ちゃん&鉄子の熱気に触れた1日でした。
青春を鉄道に捧げる青年達はまぶしかったです。
来年はわたしも鉄道模型作っちゃおうかな!?
すなさんはまだまだ元気のようですが、今日のすなさんぽはここまで!
次回のすなさんぽ(開催未定)にご期待ください。
KATO HP
ライター:島田誠奈
クオリティが異常に低い写真:島田誠奈