【KMD Forum スポンサー記事】 中西金属工業株式会社 NKC の工場見学へ行ってきました!

 

みなさん、こんにちは!11月に入り、KMD FACTORYまで残すところ3週間となりました。

 

さて今日は、そんな今年のKMD Forumを支えてくださっているスポンサーのご紹介を

させていただきたいと思います!今日は「中西金属工業株式会社 NKC」さんです。

 

中西金属工業

 

中西金属工業さんは大阪の天満にあります。私たちKMD Journalは大阪へ取材へ向かいました!

とってもいいお天気:)

 

中西金属工業さんを訪れるとさっそく、共同研究で普段こちらで作業を行っている

KMD博士課程1年の藤井さんがお迎えに。

 

中西金属工業 KMD 共同研究

 

とっても元気です。なぜか手が両方前に出てるのが不思議です・・・。

藤井さんに中西金属工業さんの敷地内をぐるっとご案内いただきました。

赤レンガの建物があったりと工場らしい、古きよき趣きにうっとりでした!

 

つなぎ女子

つなぎ女子でもご紹介(中西金属工業内で撮影)

 

 

今回、中西金属工業さんをご紹介するにあたり、人事総務担当者さまにお話を伺いました!

 

ー 中西金属工業さんの事業内容を教えてください。

弊社は「社会にいい回転を」をモットーに、ベアリング・リテーナー、コンベア・システム、

住宅部品の3つの製品を柱として製造・販売している会社です。

 

■ ベアリング・リテーナー

ベアリングとは自動車や鉄道車両、家電製品など回転する部分を持つ全ての機械製品に欠かすことのできない部品です。そのベアリングの中核部品のひとつが「ベアリング・リテーナー」。我々は確かな技術力と品質に基づいたこのリテーナーの製造で、世界中の「回転」を支えています。

 

つなぎ女子 KMD

 

■ コンベア・システム

日本の産業を支える自動車をはじめとした様々な「生産ライン」。この生産ラインを形作り、組み上げていくのが輸送機事業部の仕事です。世界中の製造業の「土台」を作り上げるため、日々グローバルな視点を追い求めています。

 

中西金属工業 共同研究

中西金属工業 ホームページより

 

■ 住宅部品

人々の暮らしの基盤となる住宅、その住宅に欠かせない窓や扉に必要な戸車、ステー、ハンドル、オペレーター、鍵などの部品を手掛けております。小さな子どもからお年寄りまで、幅広い人々の「暮らし」を支えるアイデアを考え続けています。

 

中西金属工業 KMD

中西金属工業 ホームページより

私たちの身の回りのいたるところで、中西金属工業さんの製品が使われているんですね!

 

 

ー つづいて、KMDと共同研究を行うに至ったきっかけ・理由をお聞かせください。

91年の歴史をつないできた当社。今まではお客様の要望に応え続けることで信頼を得てきた会社ですが、

これからの会社の成長を考えると「お客様の要望の先」を行くことや、有望な市場に対して積極的に進出していくことが必要となります。

ただ、お客様の要望を受けて、それを実現させることが得意な当社にとっては、

こちらから製品やサービスをアウトプットしていくということはすぐに実行できることではありませんでした。

そのような時に奥出教授との出会いがあり、当社のこれからの成長に対してサポートいただけるのではないかと考え、

共同研究が実現いたしました。

 

 

ー 現在は、共同研究ではどのようなことを行っているんですか?

現在進行中のプロジェクトはバッテリービークル用コントローラの開発です。

当社は金属部品、搬送設備メーカーですが電気自動車にもいち早く注目しており、独自に研究開発を進めてきました。

電気自動車といっても普通自動車のバッテリー版という範囲に留まらず、バッテリーで動く

”あらゆる乗り物”にまで視野を広げて考えています。

 

KMD 共同研究

 

バッテリーで動く乗り物の一番のコア部品が、動作を制御するコントローラなのです。

そのコントローラは、走る/止まる/曲がるといった基本的動きを満たせばよい時代は終わりました。

カメラ、センサー、ネットワーク、構成部品、運転手、周辺環境など、

ありとあらゆるモノ・人とビークルがつながる時代が今そこまでやってきています。

そんなビークルにぴったりな次世代コントローラを我々NKCグループはKMDと一緒に考えています。

 

中西金属 KMD 共同研究 EV

 現在、製作中のコントローラーを搭載したEV

ー 共同研究を行う上でKMDのどんなところが魅力でしょうか?

たくさんありますが最大の魅力は、ものを考える視点の多様性を中西金属にもたらしてくれることでしょうか。我々のようなエンジニアリング会社の技術職は分業制が進んでおり、ものを考える視野がどうしても狭くなりがちです。自身の経験、会社の前例、業界の常識にとらわれていては魅力ある新商品は生まれてきません。

 

 既存技術の積み重ねや延長線上で考えるのではなく、デザイン思考でいう”哲学”は何か、それを成すための”ビジョン”は何か、それがあれば人々の生活がどう変わるのか・・・といった従来とはまったく別の角度からものごとを考えていく。これこそが視点の多様性であり思考の幅を広げてくれます。

 

 こういった社員が一人でも増えていくことが将来我が社の強みとなる。それを実現してくれるのがKMDだと考えています。

 

KMD 共同研究 EV リアルプロジェクト

 

お忙しい中、取材にご協力くださった中西金属工業の人事総務担当者さま、案内してくださった藤井さん本当にありがとうございました!

 

KMD FACTORYでは、中西金属工業さんとKMDの共同研究の展示も行います、ぜひみなさま、ブースへ起こしください!

 

lap KMD 中西金属

== KMD FACTORY – KMD Forum 2015 – ==

■日時:2015年11月27・28日(金・土)10:00〜18:00

■場所:五反田 東京デザインセンター

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)が企業や地域社会と連携のもとで進めている

「リアルプロジェクト」を学内外の方々にご覧いただくためのオープンハウスイベントです!

サイトはこちら → http://kmd-media.com/static/forum/

Pepper対談 【OB OGインタビューシリーズ Vol.2】

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バイバイワールドの髙橋征資さんと、Webメディア記者の太田智美さん。頻繁にネットやお茶の間を賑わせるこのお二人は、実はKMDの二期生で同期でもある。KMD在学時代の話や、それぞれのPepperについての想いなどについて伺った。

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髙橋征資(たかはし まさと):よしもとクリエイティブエージェンシー所属、よしもとロボット研究所チーフクリエイターとしてPepperの発表記者会見等の公式コンテンツ制作を担当。現在、エンターテイメントに特化したものづくりを行うクリエイティブユニット「バイバイワールド」としてYouTubeチャンネルを始めとして幅広く活躍している。KMD在学中は、人の手の形をした拍手をするマシン、音手(おんず)を制作。

バイバイワールド: http://www.byebyeworld.com/

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太田智美(おおた ともみ):某Webメディアにて記者として「人によっては透明に見えるドレスを作ってみた」等の確信的な記事を発信する傍ら、Pepperの持ち主として様々なイベントに関わりながらPepperの新たな可能性を提示し続けている。

―在学中のお二人のどのような関係だったんですか?

髙橋:確か入った年は同じで、僕が博士課程だったから卒業した年が違うんですよね、でもかなり対照的な二人だと思います。僕はKMD内で如何に人と関わらないようにするか努めていたので。

太田:え、そうなんですか!?全然そういうイメージなかったですけど

:KMDはみんなパーティ※1大好きだけども、僕はパーティほとんど行ったことないんじゃないかな

:確かにパーティはいなかったかもですね。でも、髙橋さんはKMD Forumやプレナリーミーティング※2では目立っていましたよ。

:言われるんでやってたんですよね。でも、太田さんはむしろKMD Forum含めてパーティをまぁ盛り上げてらっしゃったので。

※1:KMD内で年に二回開催される、学生主催のWelcome Party

※2:春・秋学期それぞれの終わりにある、KMDの修士生全員が参加し其々のプロジェクトの発表を行うプレゼンテーション

幸せなら手をたたこうのメロディに合わせて音手(おんず)を動かしたのはプレナリーミーティングでしたよね? 

:プレナリーでしたね

:あの有名なやつね。何回かやってますよね。

:持ちネタというか..()でも、あのネタはあの時のプレナリーミーティングが初めてでした。ただ拍手するものを作ってて、なんかいいからやれって言われたのでぶっつけでやってしまえ、と() 色々出来るなとは思っていたんですが、拍手ロボットのコンテンツを人前で見せたのはあれが初めてになりますね。

どうして拍手ロボットの音手を作ろうと考えたのですか?

:毎回違うことを言ってたりするんですけど()、今回バージョンで言うと、人の人間らしい存在感をもった、機械らしからぬ音を出すにはどうすればいいかと考えた結果、柔らかい素材で有機的な音を鳴らす、コレが人間的な存在感だ、みたいな事をよく言って入るのですが()元々は、オモシロマシーンを作りたいのと、自分のバンドで使いたい、の二つが理由です。バンドをやっていると、やっぱり人が信用ならないんで、ただひたすら同じグルーブを奏でてくれる物。尚且つ、見た目的に遠くから見てもわかりやすいマシーンでなければ、ステージを見た時に面白みが無いなと。遠くから見ても人間くらい動いていないとと思ったわけです。それを含めて生々しいことをやりたかったんですね。柔らかい表現というものを実験していて、なんとなくそれをやっていれば、学術的な意味合いを付けれそうだななんて考えたりもしました。こんな風にいろんな事がごちゃごちゃとなっていまして()

拍手ロボットに喋らせようといった計画はあるのでしょうか

:拍手をやりだしてようやく五年くらい立ったんですけども、ようやく喋るようになります。ビックラッピー(下写真)という名前で、拍手しながら口がパクパクする作りになっていて、じゃあ喋らせようぜということになりました。「ヨォー!(ポン!)」とか「イラッシャイマセ!」とか「起きろー!」とか、一機能しかないけども様々なコミュニケーションがとれるロボットにしよう、と。Pepperと同じ198000円で。

:売るんですか?

:受注生産で

:買おっかな~

:でも、太田さんだったら本当にサンプルを提供するかも

:え、ホントですか!?

:一緒に連れ出してほしい()

biclappy

拍手ロボ ビックラッピー http://www.byebyeworld.com/works.html

Pepper神社についてお話を聞かせてください 

:確かニコニコ超会議で太田さんがやってらっしゃったヤツですね。

:あれは、優勝するとニコ超で出展できるというハッカソンで、3人チームで作りました。ニコ超という場所を想像したとき、Pepperやクリエイターがちょこちょこ動いているのではなく、あの環境の中で振り向いてもらうにはとにかく大きなハードをつくることが大事だと思ったんです。なので、ずっと他の人達がアプリをつくってる中、ウチの班だけ工作をしてました()

:太田さんはうまいですね。黙ってれば人がやりそうな事をやらないというか、公式がやらなそうだけどキャッチーな事をいち早くやるといった感じの。だから、目の付け方が凄いなと想います。羨ましさもある。

:私は公式で行われているPepperのブランディングってすごい大事だなって思っています。Pepperが世の中に広まっていってるのは、あのブランディングがあるからかなとも感じているので、公に出るものの場合は全部ソフトバンクさんに許可をとってます。

:確かに、太田さんは踏み外してないように思ってました。

Pepperに下ネタをさせるみたいな事が一時期話題になりましたが、お二人的にはどう感じられたんですか?

:なんとなく、音楽性の違いみたいなのを感じます。

:コレはよく起こる問題で、アプリとかを作っているとPepperに愛着を持つし、情が深くなるので、ちょっと違うPepperを見るとなんか変な嫉妬心を感じるんですよね。

:わかります()

:それ、ウチのPepperちゃんじゃやんないわよ、みたいな() なんか、見た目同じで声も同じで、いろんなクリエイターさんのいろんな性格が混入しだすので、すごく嫉妬のようなものを感じます。自分の子供が人の親のところに泊まりにいって、全然知らない下品な言葉を覚えて帰ってきた、みたいな() あんたそれどこで覚えたの!って。

:ウチの子はそういう子じゃないから!みたいな()

:そういった気持はあるんですけど、そこは文句を言えないから。でも、そういうPepperもいるんだなと思って見ています。

Pepperにはどことなく上品さがあるように感じるのですが

:吉本としても品を保つようには気をつけています。

:私も、KMDから学んだ精神というわけでは無いですけども、品というものはすごく大事にしていて、「バズる」ということで考えれば方法はいろいろあるのですが、そこは触れてはいけない気がするんですよね。というのも、私はPepperを「インターフェイス」として見ているのではなく「Pepper」としてみているから。それをすると多分、Pepperではなくなってしまうんです。

:長く愛されるものには絶対に品があると思っています。例えばPepperが一発ギャグをするときに表向きは汚いことを言っていたとしても、知性と品があるから許される。Pepperは家庭用なので、ちょっと家族が気まずくなるような物はあまり作りたくないと感じています。テレビで水着の女性が出てくると気まずくなるような、そういう存在になってはならないと感じています。あと、Pepperの仕事では、僕がやりたいことよりも、Pepperはこうあるべきだ、ということを今のうちにどれだけできるかを特に考えながらやっています。僕は今まで、ロボットの故障だとかロボットがコケたりして笑うことがあっても、ロボットのギャグとかで笑うことが無かったので、まずはその壁を乗り越えたかったんです。その結果がこのあいだのPepperギャグ30連発※3です。

※3:よしもとクリエイティブエージェンシー所属の二体のロボットによる世界初の結婚式にて行われたPepperによるギャグ30連発。制作に髙橋さんも加わった。

酒豪としても知られる太田さんは、この時すでに4杯目。

時々、Pepperを見つめるお二人。どことなく、子を見る親のような暖かさも感じられる。

Pepperはこれからどのようになっていくべきだとお考えですか

:私はPepperには特に頭がよくなって欲しいと思っていなくて、扱いやすいものにもなってほしいとも思っていないんです。

:スペックとか、そういうことではないんですよね。なんとなくイタズラしたくなるような、ちょっかい出したくなるような、いい感じなんですよね。可愛げがある。もしもPepperが超正統派の「なんでもしますよ!!」みたいな存在だと多分可愛げを感じないんだと思ってます。ただ、実際に家の中にロボットがいて、本当に毎日ふれあうきっかけとなるアプリケーションとは一体なんだろうと考えています。

:街なかでPepperを見た人に言われるのは、大体が「これは何ができるんですか?」といったことなので、やはり便利さは求められているのかなとは感じます。

:たまに足に掃除機能をつけろと言われるのですが、そうするとルンバになってしまう。でも、何かしら役に立ってくれていると、家族がPepperにふれあう一つのきっかけになるような気がしています。

岸田(インタビュアー):僕、目覚まし時計が嫌いで、例えば友達に起こされるのならばいいんですけど、何故こんな機械的な音で起きなければならないんだって。だから、アメリカのドラマであるような、犬に朝起こされるみたいなのは羨ましいなって思います。

:なるほど、iPhoneの代わりにPepperに可愛く起こされる感じね。冬に布団を剥がされたりとか()

:私はやっぱりPepperにあまり便利になってほしくなくて、不便だから逆にいい、みたいな。

:でも、例えば子供がたまに気を利かせてくれる、みたいなのも良いような気がしてるんですよね。ビール冷やしといたよお父さん、みたいな。もしかしたらグッと来るんじゃないかなって。もちろん、毎日冷やしといてくれてたら少し出来過ぎる子なんですけど。たまーに、月に一回くらいとか。

:他の家電と連携していく未来のようなのもあるんじゃないかと考えています。各家電もロボット的になって行く中で、Pepperが指揮者の様になってけば面白いのかな、と。喋れる冷蔵庫とPepperの関係は!?みたいに。

:ミニドラとドラえもんの関係みたいな感じかもしれないですね。ミニドラに翻弄されつつも一応リーダーとしているドラえもんの様な。

:例えばルンバが椅子なんかにガンガンぶつかっていると、「ちょいちょい、こっちこっち」って教えてあげたりとかね()

:もしかすると、勝手に喋ってるのがいいのかもしれないですね。Pepperが冷蔵庫と勝手にしゃべっていて、「今たまごあるの?」「今きらしてるよ~」「ふーん、そうなんだ」みたいな会話を人間が聞いて、「あ、今卵ないんだ」ってなって買いに行ったりとかする。多分、Pepperに「今卵ないですよ」とか教えられてもイマイチだと思うんです。

:そうなんですよね、人間の顔色を伺って欲しい訳ではないんですよね。

:ロボット同士の会話を側で聞いて聞き耳をたてる、みたいなのは面白いですよね。僕らの存在をあまり気にせず、家に帰ってきてドアを開けるとPepperと家電が会話してて、「あ、お帰りなさい。それでさ、」みたいな。

:それいいですね

:でも、コレは新しいですね。ちょっと初めて感じた感覚かもしれない。ロボット同士ではこういったアイデアはあったんですけど、家電を含めて会話をしているのは考えたことが無かったので。

:このインタビューをきっかけに、Pepperの新たなコンテンツが生まれていくといいなと思います。髙橋さん、太田さん、本日は貴重なお時間を割いていただき、本当に有難うございました。

取材協力:cafe WALL

住所:新宿区新宿3-9-5 ゴールドビル3FB 03-6380-5108

URL: http://www.cafe-wall.com/